del/erase - ファイルの削除

にメンテナンス済み

コマンドプロンプトやバッチファイルを扱う上で、PC 内のファイルやフォルダを操作することは多いです。

しかし、一概に削除といっても、ファイルなのかフォルダなのか、フォルダは空なのかといった条件によって、使い分けるコマンドが異なります。

ここではその中でも、ファイルを削除する方法について、基本的な使い方からオプションの設定方法まで分かりやすく説明しています。

フォルダを削除するためには別のコマンドを使用する必要があるため、詳しくは以下の記事を参照してください。

ファイルを削除する方法

ファイルを削除するためには、delコマンドを使用します。

eraseと入力しても同様の結果を得ることができます。

削除したファイルはごみ箱に入りません

delで削除したファイルは、エクスプローラでの削除と異なり、ごみ箱に移動せず完全に削除されます。ワイルドカードや/sを使う場合は、事前にdirコマンドで対象を確認してから実行してください。

delコマンドは、以下のように使用します。

del [/p] [/f] [/s] [/q] [/a[:]<ファイル属性>] <ファイル名>

最も基本的な使い方は、以下のようにdelに続けて、削除したいファイルのパスを指定します。

以下のコマンドは、ユーザーディレクトリ直下に作成されているsample.txtファイルを削除する例です。

- □ ×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>del sample.txt

実行することで、sample.txtファイルが削除されます。

delコマンドのオプション

delコマンドには、以下のオプションがあります。

オプション説明
/p削除前に確認メッセージを表示します
/f読み取り専用のファイルも強制的に削除します
/sサブディレクトリ内のファイルも削除し、削除されるファイル名を表示します
/q確認メッセージを表示しません(ワイルドカード指定時の確認も省略)
/a[:属性]指定した属性を持つファイルのみを削除します。

/pオプション

/pオプションを指定すると、削除前に確認メッセージが表示されます。

- □ ×
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コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>del /p sample.txt
C:\Users\user\sample.txt を削除しますか (Y/N)?
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確認メッセージが表示された場合、Yを入力することで削除が実行されます。

ファイルを削除する方法と具体例

属性を指定した削除

システムファイルや隠しファイルなど、特定の属性を持ったファイルを削除する場合は、/aオプションを使用します。

以下の例は、隠しファイルでかつ読み取り専用のsample.txtファイルを削除する例です。読み取り専用のファイルを削除するには/fオプションも必要です。

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Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
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C:\users\user>del /f /a:HR sample.txt

/aには、次の属性を指定できます。属性の前に-を付けると、その属性を持たないファイルが対象になります。

属性説明
R読み取り専用ファイル
H隠しファイル
Sシステムファイル
Aアーカイブ属性のファイル
Iコンテンツインデックスなし

属性の変更・確認については、以下の記事を参照してください。

ワイルドカードを使用した削除

delコマンドでは、ワイルドカードを使用することで、複数のファイルを一括で削除することができます。

以下の例は、ユーザーディレクトリ直下に作成されているsampleで始まるファイルを削除する例です。

- □ ×
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コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>del sample*

特定フォルダ内のファイルを削除

特定のフォルダの中にあるファイルを削除したい場合は、フォルダを指定します。

以下の例は、カレントディレクトリにあるsampleフォルダ直下のファイルを削除する例です。

- □ ×
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コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>del sample\*

フォルダ名だけを指定したdel sampleでも、そのフォルダ直下のファイルがすべて削除されます。/qを付けない場合は、実行前に確認メッセージが表示されます。

確認なしで削除する

バッチファイルで自動的にファイルを削除する場合、確認メッセージで処理が止まってしまうことがあります。/qオプションを指定すると、確認なしで削除できます。

- □ ×
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コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>del /q sample\*

サブフォルダも含めて削除

サブフォルダ内のファイルまで含めて削除したい場合は、/sオプションを使用します。削除されたファイルの名前は画面に表示されます。

- □ ×
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コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>del /s sample\*

削除できない場合

次のような場合、delは失敗します。

  • 指定したファイルが存在しない: ファイルが見つからない旨のエラーが表示されます。
  • 読み取り専用ファイル: 「アクセスが拒否されました」と表示されます。/fオプションを付けて再実行してください。
  • ファイルが他のプログラムで使用中: 「別のプロセスが使用中です」と表示されます。使用しているプログラムを終了してから再実行してください。

練習問題

練習問題

以下の選択肢のうち、削除前に確認メッセージが表示されるコマンドはどれでしょうか?

回答がサーバーに送信されることはありません
#コマンドプロンプト #バッチファイル #del #コマンドライン #コマンド