コマンドプロンプトを閉じる
コマンドプロンプトを扱う上で、まずはどんな方法でコマンドプロンプトを終了するのか、学ぶことが大切です。
このページでは、コマンドプロンプトを終了する 4 つの方法を紹介します。
× ボタンで閉じる
Windows における他のウィンドウにも共通する方法ですが、コマンドプロンプトのウィンドウの右上にある × ボタンをクリックすることで、コマンドプロンプトを終了することができます。
以下のサンプルの右上にあるボタンです。
何かプロセスが残ってしまわないか心配になってしまうかもしれませんが、この方法でコマンドプロンプトを終了させても、そのコマンドプロンプトから起動したプロセスも同時に終了します。
ただし、上記の理由から、途中で終了させると問題を引き起こす可能性のあるプロセス(ファイルの書き込みなど)の場合は、プロセスが正常に終了するまで待つ、または適切な方法で終了させることが推奨されます。
右クリックメニューから閉じる
こちらも Windows における他のウィンドウにも共通する方法ですが、コマンドプロンプトのウィンドウのタイトルバーを右クリックすることで、コンテキストメニューが表示されます。
その中にある「閉じる」をクリックすることで、コマンドプロンプトを終了することができます。
また、ウィンドウの左上にあるアイコンを右クリックしても、同様のメニューが表示されます。このメニューはAlt + Space でも表示することができます。
exit
コマンドで閉じる
コマンドプロンプトには、現在起動しているプロセスを終了する、exit
コマンドが用意されています。
このコマンドを実行することで、コマンドプロンプトを終了することができます。
上記のコマンドを実行すると、現在使用しているプロセスが終了し、コマンドプロンプトが終了します。
exit
コマンドの詳細については、以下のページを参照してください。
Alt + F4 で閉じる
コマンドプロンプトのウィンドウをアクティブにした状態で、Alt + F4 を押すことで、コマンドプロンプトを終了することができます。
こちらも 1 つ目の方法と同様に、コマンドプロンプトから起動したプロセスも同時に終了しますので、実行中のプロセスがある場合は、適切な方法で終了させることが推奨されます。
まとめ
コマンドプロンプトを終了する方法は、以上の 4 つの方法があります。
どの方法を使っても、コマンドプロンプトから起動したプロセスも同時に終了しますので、実行中のプロセスがある場合は、適切な方法で終了させることが推奨されます。
また、exit
コマンド以外の終了する方法は、コマンドプロンプトのみならず、Windows における他のウィンドウにも共通する方法ですので、覚えておくと便利です。