more - 一度に表示するテキストを制御する

にメンテナンス済み

dirコマンドやtreeコマンドなどを使用した際、対象となるディレクトリのファイルやフォルダが非常に多いと、一度に表示されるテキストが多くなり、画面から見切れてしまうことがあります。

例えば、treeコマンドを大きな階層を含むディレクトリに対して実行した場合、画面から見切れてしまい、全体を確認することが難しくなります。

- □ ×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>tree
C:.
├───Documents
│   ├───Projects
│   │   ├───ProjectA
│   │   │   ├───Drafts
│   │   │   │   └───draft1.txt
│   │   │   ├───Final
│   │   │   │   ├───final_report.docx
│   │   │   │   └───presentation.pptx
│   │   │   └───Resources
│   │   │       ├───data.xlsx
│   │   │       ├───image1.png
│   │   │       └───image2.png
│   │   ├───ProjectB
│   │   │   ├───docs
│   │   │   │   ├───specifications.docx
│   │   │   │   └───requirements.docx
│   │   │   ├───src
│   │   │   │   ├───main.py
│   │   │   │   └───utils.py
│   │   │   └───tests
│   │   │       ├───test_main.py
│   │   │       └───test_utils.py
│   │   └───ProjectC
│   │       ├───assets
│   │       │   ├───asset1.jpg
│   │       │   └───asset2.jpg
│   │       ├───build
│   │       │   ├───build.log
│   │       │   └───output.exe
│   │       └───src
│   │           ├───module1.cpp
│   │           └───module2.cpp
│   ├───Reports
│   │   ├───2021
│   │   │   ├───Q1
│   │   │   │   └───report.docx
│   │   │   ├───Q2
│   │   │   │   └───report.docx
│   │   │   ├───Q3
│   │   │   │   └───report.docx
│   │   │   └───Q4
│   │   │       └───report.docx
│   │   └───2022
│   │       ├───Q1
│   │       │   └───report.docx
│   │       ├───Q2
│   │       │   └───report.docx
│   │       ├───Q3
│   │       │   └───report.docx
│   │       └───Q4
│   │           └───report.docx
│   └───Personal
│       ├───Photos
│       │   ├───Vacation
│       │   │   ├───photo1.jpg
│       │   │   └───photo2.jpg
│       │   ├───Family
│       │   │   ├───photo1.jpg
│       │   │   └───photo2.jpg
│       │   └───Events
│       │       ├───photo1.jpg
│       │       └───photo2.jpg
│       └───Videos
│           ├───Birthday
│           │   ├───video1.mp4
│           │   └───video2.mp4
│           ├───Holidays
│           │   ├───video1.mp4
│           │   └───video2.mp4
│           └───Random
│               ├───video1.mp4
│               └───video2.mp4
├───Downloads
│   ├───Software
│   │   ├───installer1.exe
│   │   └───installer2.exe
│   ├───Documents
│   │   ├───doc1.pdf
│   │   └───doc2.pdf
│   └───Media
│       ├───song1.mp3
│       └───song2.mp3
└───Music
    ├───Albums
    │   ├───Album1
    │   │   ├───track1.mp3
    │   │   └───track2.mp3
    │   ├───Album2
    │   │   ├───track1.mp3
    │   │   └───track2.mp3
    │   └───Album3
    │       ├───track1.mp3
    │       └───track2.mp3
    └───Playlists
        ├───Playlist1
        │   ├───song1.mp3
        │   └───song2.mp3
        ├───Playlist2
        │   ├───song1.mp3
        │   └───song2.mp3
        └───Playlist3
            ├───song1.mp3
            └───song2.mp3

そのような場合に、moreコマンドを使用すると、1 ページずつ表示することができます。

- □ ×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>tree | more
C:.
├───Documents
│   ├───Projects
│   │   ├───ProjectA
│   │   │   ├───Drafts
│   │   │   │   └───draft1.txt
│   │   │   ├───Final
│   │   │   │   ├───final_report.docx
-- More --
おすすめ書籍※ 広告を含む場合があります
中小企業経営者のためのRPA入門 RPA導入を成功させる方法

中小企業経営者のためのRPA入門 RPA導入を成功させる方法

60分でわかる! AIエージェント 超入門

60分でわかる! AIエージェント 超入門

コマンドラインの黒い画面が怖いんです。

コマンドラインの黒い画面が怖いんです。

知識・才能ゼロでもらく~に月10万円稼ぐ! よくわかるAI副業超入門

知識・才能ゼロでもらく~に月10万円稼ぐ! よくわかるAI副業超入門

この記事では、moreコマンドの基本的な使い方からオプションの設定方法までを解説します。

moreコマンドとは

moreコマンドは、テキストファイルや他のコマンドの出力を 1 画面ずつ表示するためのコマンドです。 表示するテキストが多く、1 画面に収まりきらない場合に特に有用です。大量のテキストデータを一気に流さずに確認したいときに便利です。

ファイル・リダイレクト・パイプの3通りで使える

more はファイル名を直接渡すだけでなく、more < file.txt のような入力リダイレクトや、dir | more のようなパイプでも使えます。

moreコマンドの基本的な使い方

基本構文

more [オプション] [ファイル名]

例

例えば、example.txtというファイルの内容を表示したい場合、以下のようにコマンドを入力します。

more example.txt

このコマンドを実行すると、ファイルの内容が 1 ページずつ表示されます。次のページに進むにはスペースキーを押します。

また、エンターキーを押すと 1 行ずつ表示が進みます。

moreコマンドのオプション

+n オプション

ファイルの特定の行から表示を開始します。

例

more +20 example.txt

この場合、20 行目から表示が開始されます。

/c オプション

新しいページを表示する前に画面をクリアします。

/s オプション

連続した空行を 1 行にまとめて表示します。

type server.log | more /c /s

/p オプション

フォームフィード(改ページ文字)を展開して表示します。通常のテキストファイルでは使う場面は多くありません。

/t<n> オプション

タブ文字を n 個のスペースに置き換えて表示します。n を省略した場合は 8 になります。/t と数字の間にスペースは入れません。

more /t4 example.txt

パイプとの併用

dirコマンドやtypeコマンドと組み合わせて使用することもできます。

例

dir | more

この場合、ディレクトリの内容が 1 ページずつ表示されます。

-- More -- で使える主なキー

-- More -- と表示されている間は、次のキーで操作できます。

キー動作
Space次の 1 ページを表示する
Enter次の 1 行を表示する
qmore を終了する(Ctrl + C でも中断できる)
=現在の行番号を表示する
p + 行数次の n 行を表示する
s + 行数次の n 行をスキップする
f次のファイルを表示する(複数ファイル指定時)
?ヘルプを表示する

前のページに戻りたいときは

moreは先へ進む方向にしか表示できず、一度表示した部分に戻ることはできません。戻りながら読みたい場合は、次のような方法があります。

  • コマンドプロンプトのウィンドウ自体のスクロールバーを使う
  • 出力をファイルに保存して、メモ帳などで開く(例: dir > result.txt)
  • PowerShell では Get-Content example.txt | Out-Host -Paging でページ単位の表示ができる

大量の出力から特定の文字列だけを探したい場合は、moreではなくfindstrコマンドで絞り込むと効率的です。

moreコマンドの応用例

ログファイルの確認

大きなログファイルの内容を確認する際に、moreコマンドを使うと便利です。

more server.log

長いテキストファイルの閲覧

例えば、小説のテキストファイルなども、moreコマンドを使って読むことができます。

more novel.txt

関連記事

練習問題

練習問題1

次のコマンドを実行した場合の挙動を正しく説明しているものはどれか。

more +5 example.txt
練習問題2

dirコマンドの出力を 1 ページずつ表示するためのコマンドはどれか。

#コマンドプロンプト #バッチファイル #コマンド #more #パイプ #ページ送り