MODE(ウィンドウサイズ・キー入力設定)

にメンテナンス済み

長い出力を見やすく表示したいときや、バッチファイルの実行画面の大きさをそろえたいときに、コマンドプロンプトのウィンドウサイズを変更したい場面があります。

MODE コマンドは、コンソール(コマンドプロンプトの画面)の桁数・行数や、キーを押し続けたときの入力速度などのデバイス設定を表示・変更するコマンドです。

現在の設定を確認する

mode con と入力すると、コンソールの現在の状態が表示されます。con は「コンソール」を表すデバイス名です。

mode con
- □ ×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>mode con
CON デバイスの状態:
-----------------
行: 30
桁: 120
キーボードの反復速度: 31
キーボードの遅延時間: 1
コード ページ: 932
C:\users\user>

表示内容や数値は、環境によって異なります。

ウィンドウサイズを変更する

構文
MODE CON: COLS=桁数 LINES=行数

使用例

幅 100 桁、高さ 30 行にします。

mode con: cols=100 lines=30
- □ ×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>mode con: cols=100 lines=30
おすすめ書籍※ 広告を含む場合があります
中小企業経営者のためのRPA入門 RPA導入を成功させる方法

中小企業経営者のためのRPA入門 RPA導入を成功させる方法

60分でわかる! AIエージェント 超入門

60分でわかる! AIエージェント 超入門

コマンドラインの黒い画面が怖いんです。

コマンドラインの黒い画面が怖いんです。

知識・才能ゼロでもらく~に月10万円稼ぐ! よくわかるAI副業超入門

知識・才能ゼロでもらく~に月10万円稼ぐ! よくわかるAI副業超入門

COLS と LINES は、どちらか片方だけを指定することもできます。

高さだけを変更
mode con: lines=40

また、桁数と行数をカンマで区切る短縮形もあります。

短縮形(桁数,行数)
mode 100,30
画面バッファも同じ大きさになる

従来のコンソールウィンドウ(conhost)では、mode con でサイズを変更すると、画面バッファ(過去の出力を保持する領域)もウィンドウと同じ大きさになります。その結果、スクロールバーが表示されなくなり、はみ出した過去の出力はさかのぼって見られなくなります。

Windows Terminal では期待どおりに変わらないことがある

Windows 11 22H2 以降で既定のターミナルとなる Windows Terminal では、mode con を実行してもウィンドウの大きさ自体は変わらない場合があります。その場合は、ウィンドウをマウスで広げるか、ターミナルの設定を変更してください。ウィンドウサイズを指定できるのは、主に従来のコンソールウィンドウ(conhost)です。

指定できるサイズには上限がある

モニターの解像度やフォントサイズより大きな値を指定すると、エラーになったり、期待した大きさにならなかったりします。そのような場合は、小さめの値から試してください。

バッチファイルの先頭でサイズを固定する

バッチファイルの冒頭に書いておくと、実行するたびに同じ大きさの画面で処理を始められます。

menu.cmd
@echo off
mode con: cols=80 lines=25
cls
echo ==============================
echo   メニュー
echo ==============================
echo   1. バックアップ
echo   2. クリーンアップ
echo ==============================
pause

サイズ変更後に cls を実行しておくと、画面がきれいな状態から表示を始められます。

チェック

色とタイトルもあわせて設定すると、実行中のバッチファイルが見分けやすくなります。詳しくは color / title の記事を参照してください。

キーの入力速度を調整する

mode con では、キーを押し続けたときの文字の連続入力(リピート)の速度も設定できます。

構文
MODE CON: RATE=速度 DELAY=遅延時間
項目説明
RATE文字が連続入力される速度。1〜32 の範囲で指定し、数値が大きいほど速い
DELAY連続入力が始まるまでの待ち時間。1〜4 の範囲で、1 が 0.25 秒、4 が 1 秒

RATE と DELAY は、必ず両方を同時に指定します。

mode con: rate=31 delay=1

文字コードを確認する

mode con cp /status を実行すると、現在のコードページ(文字コード)を確認できます。

mode con cp /status
- □ ×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>mode con cp /status
CON デバイスの状態:
-----------------
コード ページ: 932
C:\users\user>

コードページの変更には CHCP コマンドを使うのが一般的です。詳しくは CHCP の記事を参照してください。

うまく反映されないときは

症状主な原因と対処
ウィンドウの大きさが変わらないWindows Terminal で実行している。設定から変更するか、conhost で試す
エラーになる値がモニターやフォントに対して大きすぎる。小さな値から試す
RATE だけを指定してエラーになったRATE と DELAY はセットで指定する
MODE はデバイス設定のコマンド

MODE には、ここで紹介したコンソールのほかに、シリアルポート(COM1 など)やプリンターポート(LPT1 など)の通信設定を行う機能もあります。ただし、現在では使う機会は多くありません。

まとめ

操作コマンド
現在のコンソール設定を表示mode con
桁数と行数を指定mode con: cols=100 lines=30
短縮形で指定mode 100,30
行数だけを変更mode con: lines=40
キーリピート速度を設定mode con: rate=31 delay=1
コードページを確認mode con cp /status

関連記事

練習問題

練習問題

コマンドプロンプトのウィンドウを、幅 100 桁・高さ 30 行にするコマンドはどれでしょうか?

正しいものを 1 つ選んでください。

  1. mode con: width=100 height=30
  2. mode con: cols=100 lines=30
  3. mode size 100 30

練習問題

mode con でキーリピートの設定を変更するときの注意点として、正しいものはどれでしょうか?

正しいものを 1 つ選んでください。

  1. RATE だけを指定すればよい
  2. DELAY だけを指定すればよい
  3. RATE と DELAY の両方を同時に指定する
#コマンドプロンプト #バッチファイル #コマンドライン #mode #ウィンドウサイズ #コマンド