cls - 画面をクリアする
cls は、コマンドプロンプトの表示をいったん整理したいときに使う基本的なコマンドです。
clsコマンドとは
clsコマンドは、「Clear Screen」の略で、コマンドプロンプトの画面をクリアするためのコマンドです。
このコマンドを使用すると、現在表示されているすべてのテキストが消去され、プロンプトが画面の左上に移動します。
画面をクリアすることで、過去のコマンドや出力を消去し、新しい作業を始める際に画面を整理することができます。
また、バッチファイルやスクリプトの中でclsコマンドを使用することで、スクリプトの実行中に画面をクリアすることも可能です。
cls
は画面表示を消しますが、現在の作業ディレクトリや環境変数、ファイルの内容は変わりません。表示を整理するためのコマンドです。↑ キーや F7 で呼び出せるコマンド履歴も消えません。
clsコマンドの基本的な使い方
cls
このコマンドには引数やオプションがなく、単純に入力するだけで機能します。
PowerShell でも cls を入力すると画面をクリアできます。PowerShell では Clear-Host コマンドレットのエイリアス(別名)として用意されています。
clsコマンドの具体例
例として、何らかの処理を行った後に画面をクリアする場合を考えてみましょう。
Hello World!
上記の例では、echoコマンドを使用してHello World!というメッセージを表示しています。
続いて、直前のコマンドを消去するためにclsコマンドを使用します。
Hello World!

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この操作により、画面がクリアされ、プロンプトが再度表示されます。 初期表示時にあったマイクロソフトのコピーライト情報も消去され、画面が整理されます。
バッチファイルでの使用
バッチファイルの中でclsコマンドを使用することができます。これにより、スクリプトの実行中に画面を描き直すような見せ方ができます。
例:
@echo off
setlocal
echo 最初の案内を表示します。
pause
cls
echo 次の画面です。
pause
endlocal
このスクリプトは、最初の案内を表示して一時停止し、その後 cls で画面をクリアしてから次の案内を表示します。
メニュー形式のバッチファイルや、画面を段階的に切り替えたいスクリプトでよく使われます。
cls
は実行した瞬間に画面を消します。直前に表示したメッセージを読ませたい場合は、pause
で入力待ちにするか、timeout /t 3 のように数秒待機してから cls を実行してください。
Linux 環境では、clearコマンドを使用して画面をクリアすることができます。
また、多くのターミナルでは Ctrl + L でも画面をクリアできます。なお、コマンドプロンプト(cmd.exe)では Ctrl + L は使えないため、cls を入力してください。
まとめ
clsはコマンドプロンプトの画面表示を消すコマンドで、引数やオプションはない- 消えるのは表示だけで、カレントディレクトリや環境変数は変わらない
- バッチファイルでは
pauseやtimeoutと組み合わせて、メッセージを読ませてから画面を切り替える - PowerShell では
clsがClear-Hostのエイリアスとして使え、Linux ではclearを使う