dir - ファイルを検索
ファイルの検索は、コマンドプロンプトやバッチファイルで作業を行う際に非常に役立ちます。
この記事では、dir コマンドを使ってファイルを検索する方法を紹介します。
dir コマンドの基本
dir コマンドは、ディレクトリ内のファイルやフォルダを一覧表示するためのコマンドです。
検索条件やオプションを指定して、特定のファイルを見つけることができます。
コマンドプロンプトでの基本的な使い方
このコマンドを実行すると、カレントディレクトリ内のファイルとフォルダが一覧表示されます。
バッチファイルでの基本的な使い方
@echo off
setlocal
dir
endlocal
exit
このバッチファイルを実行すると、カレントディレクトリ内のファイルとフォルダが一覧表示されます。
ファイルの検索
dir コマンドに検索条件を指定して、特定のファイルやフォルダを検索することができます。
ファイル名で検索
このコマンドを実行すると、カレントディレクトリ内のすべてのテキストファイル(.txt)が一覧表示されます。
フォルダを指定して検索
このコマンドを実行すると、カレントディレクトリおよびすべてのサブディレクトリ内のテキストファイル(.txt)が一覧表示されます。
dir コマンドのオプション
dir コマンドには、いくつかのオプションがあります。以下に主要なオプションをいくつか紹介します。
/a: 属性で検索
/a オプションを使用すると、ファイルやフォルダの属性に基づいて検索できます。
例えば、隠しファイルを検索する場合は、次のようにします。
/b: 簡易表示
/b オプションを使用すると、結果を簡易表示できます。
これにより、ファイル名やフォルダ名のみが表示されます。
/o: ソートオプション
/o オプションを使用すると、検索結果を特定の基準でソートできます。
例えば、ファイル名の昇順でソートする場合は、次のようにします。
他にも、/o オプションにはいくつかのソート基準があります。以下に主要な基準をいくつか紹介します。
オプション | 説明 |
---|---|
/o:n | ファイル名でソート(昇順) |
/o:-n | ファイル名でソート(降順) |
/o:s | ファイルサイズでソート(昇順) |
/o:-s | ファイルサイズでソート(降順) |
/o:d | 更新日時でソート(昇順) |
/o:-d | 更新日時でソート(降順) |
まとめ
この記事では、dir コマンドを使ってファイルを検索する方法を紹介しました。
dir コマンドは、ディレクトリ内のファイルやフォルダを一覧表示し、検索条件やオプションを指定して特定のファイルを見つけることができます。
コマンドプロンプトやバッチファイルで作業を行う際に、ぜひ活用してください。