バッチファイルの拡張子
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コマンドプロンプトを活用することで、コンピュータ上での特定の操作を、コマンドラインから実行することができます。
コマンドプロンプトから直接コマンドを入力して実行することもできますが、複数のコマンドをまとめて実行するためには、バッチファイルを作成することが有効です。
コマンドプロンプト上で動作する一連のコマンドを記述し、ダブルクリック、もしくはコマンドプロンプト上で実行することで、記述したコマンドを一括で実行することができます。
バッチファイルの拡張子には、.batと.cmdの 2 種類があります。それぞれの違いについて解説します。
バッチファイルについて
前述した拡張子.bat、.cmdのファイルは、いずれにも共通して、コマンドプロンプト上で動作するコマンドを記述することができます。
ダブルクリックして起動した場合、コマンドプロンプトが起動し、記述したコマンドが一括で実行されます。
多くの場合、以下のようなウィンドウが一瞬立ち上がり、すぐに閉じることがあります。これは、バッチファイルの実行が完了したことを示しています。
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コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2025 Ribbit App Development All rights reserved.
C:\users\user>
意図的にユーザーからの入力を待機するようなコマンドを含まない限り、このような動作が一般的です。
.batと.cmdの違い
.batと.cmdの違いについては、以下のような点が挙げられます。
.batは、Windows NT 以前のバージョンで使用されていた拡張子です。.cmdは、Windows NT 以降のバージョンで使用されている拡張子です。.batは、Windows NT 以降のバージョンでも使用することができますが、.cmdは、Windows NT 以前のバージョンでは使用することができません。.cmdは、Windows NT 以降のバージョンで使用することが推奨されています。.cmdは、.batよりも柔軟な記述が可能です。
まとめると、.batは古い形式、.cmdは新しい形式ということになります。
できることも異なりますが、大きな違いはありません。.cmdの方が柔軟な記述が可能とされていますが、.batでも通常バッチファイルで実装することができることはほぼすべて実装することができます。
それもあってか、一般的にはバッチファイルには.batが使われることが多いです。
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