SHUTDOWN(シャットダウン)

にメンテナンス済み

Windows の終了や再起動を、コマンドプロンプトから実行したい場面があります。例えば、バッチファイルの処理完了後に自動的に再起動したり、一定時間後にシャットダウンするタイマーを設定したりするケースです。

SHUTDOWN コマンドを使用すると、PC のシャットダウン、再起動、ログオフなどをコマンドラインから制御できます。

SHUTDOWN コマンドの基本構文

構文
SHUTDOWN [オプション]

主要オプション

オプション説明
/sシャットダウンする
/r再起動する
/lログオフする
/h休止状態にする
/aシャットダウンを取り消す
/t 秒数シャットダウンまでの待機時間(秒)を指定
/f実行中のアプリケーションを強制終了する
/c "メッセージ"シャットダウン時のコメントを表示

PC をシャットダウンする

shutdown /s /t 0
×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>shutdown /s /t 0

/t 0 を指定すると即座にシャットダウンが実行されます。

未保存のデータに注意

/f オプションを使用すると、保存していない作業があっても強制的にアプリケーションが終了します。重要なデータを失わないよう、事前にすべてのファイルを保存してから実行してください。

PC を再起動する

shutdown /r /t 0

Windows Update の適用後など、再起動が必要な場面で使用します。

強制的に再起動する

実行中のアプリケーションを強制的に終了して再起動する場合は /f を追加します。

shutdown /r /f /t 0

タイマー付きシャットダウン

/t オプションで秒数を指定すると、指定した時間後にシャットダウンが実行されます。

1時間後にシャットダウン
shutdown /s /t 3600
×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>shutdown /s /t 3600
C:\users\user>

上記の例では、3600 秒(1 時間)後にシャットダウンが実行されます。

タイマーの目安

秒数時間
601 分
3005 分
60010 分
180030 分
36001 時間
72002 時間
チェック

タイマー付きシャットダウンを設定すると、画面にカウントダウンの通知が表示されます。意図せず設定してしまった場合は /a オプションで取り消すことができます。

シャットダウンを取り消す

タイマー付きシャットダウンを取り消すには /a オプションを使用します。

shutdown /a
×
コマンド プロンプトのアイコン
コマンド プロンプト
Microsoft Windows [Version xx.x.xxxxx.xxx]
(c) 2026 Ribbit App Development All rights reserved.
 
C:\users\user>shutdown /a
C:\users\user>
取り消しが可能なタイミング

シャットダウンの取り消しは、タイマーのカウントダウン中にのみ有効です。即座にシャットダウンを実行した場合(/t 0)は取り消すことができません。

ログオフする

shutdown /l

現在のユーザーをログオフします。

休止状態にする

shutdown /h

PC を休止状態(ハイバネーション)にします。

休止状態が利用できない場合

休止状態が無効になっている環境では、このオプションは機能しません。休止状態を有効にするには、管理者権限で powercfg /h on を実行する必要があります。

メッセージを表示してシャットダウン

/c オプションで、シャットダウン時にメッセージを表示できます。

shutdown /s /t 300 /c "5分後にメンテナンスのためシャットダウンします。作業を保存してください。"

実践例:バッチファイルでの活用

処理完了後に自動シャットダウン

長時間かかるバッチ処理の完了後に自動的にシャットダウンする例です。

auto_shutdown.cmd
@echo off
setlocal

echo 大量のファイルコピーを開始します...
robocopy "C:\Source" "D:\Backup" /MIR /R:3 /W:5

echo コピーが完了しました。60秒後にシャットダウンします。
echo 取り消す場合は shutdown /a を実行してください。
shutdown /s /t 60 /c "バックアップ完了。60秒後にシャットダウンします。"

endlocal

確認付きシャットダウン

confirm_shutdown.cmd
@echo off
set /p CONFIRM=PCをシャットダウンしますか?(Y/N):
if /I "%CONFIRM%"=="Y" (
    shutdown /s /t 5 /c "シャットダウンします"
) else (
    echo キャンセルしました。
)

まとめ

この記事では、SHUTDOWN コマンドの使い方について解説しました。

操作コマンド
即座にシャットダウンshutdown /s /t 0
即座に再起動shutdown /r /t 0
タイマー付きシャットダウンshutdown /s /t 秒数
シャットダウンを取り消しshutdown /a
ログオフshutdown /l
休止状態shutdown /h

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練習問題

練習問題

タイマー付きシャットダウンを取り消すために使用するオプションはどれですか?

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